AGA治療薬を初めて抜け毛が増えて不安な方に読んで欲しい
AGA治療薬を始めて数週間、
「以前より抜け毛が増えた気がする」
「排水口を見るのが怖い」
と強い不安を感じていませんか。
せっかく勇気を出して治療を始めたのに、抜け毛が増えると「この薬、本当に大丈夫?」「逆に悪化していない?」と思ってしまうのは、とても自然なことです。
本記事では、医師・薬剤師監修のもと、AGA治療開始後に抜け毛が増える理由、その正体、注意すべきケース、そして安心して治療を続けるための考え方を、できるだけわかりやすく解説します。
まず知ってほしい結論
AGA治療薬を始めて一時的に抜け毛が増える現象は、多くの場合「治療が効き始めているサイン」です。
これは失敗でも、悪化でもありません。
むしろ、AGA治療を始めた人の中で、比較的よく見られる反応のひとつです。
なぜAGA治療薬で抜け毛が増えるのか
AGA治療薬は、乱れていた毛の生え変わりサイクル(ヘアサイクル)を正常な方向へ戻そうとします。
その過程で、これまで弱く短命だった毛が一度抜け落ち、新しく健康な毛に生え変わる準備が始まります。
このタイミングで起こるのが、いわゆる初期脱毛です。
初期脱毛は、
- 治療開始後2週間〜1か月前後
- 数週間〜1〜2か月程度で落ち着く
といった経過をたどることが多いとされています。
初期脱毛=全員に起こるわけではない
重要なのは、初期脱毛は全員に必ず起こる現象ではないという点です。
起こらないからといって治療が効いていないわけでも、起こったから失敗というわけでもありません。
AGAの進行度、毛周期の状態、体質などによって、反応の出方は人それぞれです。
不安になりやすいポイントと正しい見方
抜け毛の量が一時的に増える
治療前より明らかに抜け毛が増えたように感じると、不安は強くなります。
しかしこの時期に抜けている毛の多くは、もともと寿命が短く、いずれ抜ける予定だった毛です。
「薄くなった気がする」感覚
鏡を見るたびに地肌が目立つように感じることがありますが、これは一時的な変化であるケースがほとんどです。
この段階で治療をやめてしまうと、本来得られるはずだった改善効果に届かなくなる可能性があります。
注意が必要なケースもある
ほとんどの場合は問題ありませんが、以下のような場合は一度立ち止まって考える必要があります。
- 3か月以上経っても抜け毛が増え続けている
- 頭皮の強いかゆみ、痛み、赤みがある
- 全身の体調不良を感じる
これらは初期脱毛とは別の原因が関係している可能性もあります。
不安な時にやってはいけないこと
- 自己判断で急に治療を中断する
- 用量を勝手に増減する
- 複数の治療を一気に追加する
不安な気持ちから行動を変えてしまうと、かえって状況を分かりにくくしてしまいます。
安心してAGA治療を続けるための考え方
AGA治療は、短距離走ではなく中長期で結果を見る治療です。
多くの場合、
- 抜け毛の変化:1〜3か月
- 見た目の変化:4〜6か月以降
といった時間軸で進んでいきます。
今感じている不安は、治療の「途中段階」で起きているものかもしれません。
個人輸入でAGA治療をしている方へ
個人輸入で治療薬を使用している場合も、基本的な考え方は同じです。
重要なのは、
- 成分・用量が明確な薬を使っているか
- 用法用量を守っているか
- 最低でも数か月は継続して経過を見ているか
不安になりやすい時期だからこそ、冷静に経過を観察することが大切です。
医師・薬剤師目線でのメッセージ
AGA治療を始めて抜け毛が増えると、不安になるのは当然です。
ですが、その不安の多くは「治療が効き始めた過程で起きている反応」であることが少なくありません。
焦らず、正しい知識を持って治療を続けることが、結果的に一番の近道になります。
今の不安が、数か月後には「やってよかった」という実感に変わる可能性は十分にあります。
監修:医師・薬剤師監修
某薬局の薬剤師です。
