40代男性にオススメのシャンプーのやり方
監修:ヘアケア専門ライター/毛髪・頭皮知識監修
40代に入ると、「最近抜け毛が増えた気がする」「頭皮がベタつく」「髪にハリがなくなった」と感じる男性が増えてきます。
しかしその一方で、洗髪方法自体は20代・30代の頃とほとんど変わっていない、もしくは無意識に雑になっているケースが非常に多いのが現実です。
本記事では、まず40代男性が陥りがちな“逃避状態での洗髪方法”を具体的に解説し、そのうえで、頭皮環境を整えるための正しいシャンプーのやり方を紹介します。
40代男性に多い「逃避状態の洗髪」とは
ここでいう「逃避状態」とは、疲労やストレスにより、洗髪をケアの時間ではなく“作業”として処理してしまっている状態を指します。
多くの40代男性が、以下のような流れでシャンプーをしています。
① 湯船につからず、いきなりシャワー
仕事終わりで疲れているため、湯船には浸からず、シャワーだけで済ませる。
体と頭を同時に流し、頭皮が十分に温まっていない状態で洗髪を始めます。
② 予洗いがほぼゼロ
シャワーで髪を軽く濡らしただけで、すぐにシャンプーを手に取ります。
この時点で、皮脂やホコリの大部分が頭皮に残ったままです。
③ シャンプーを直接頭皮に乗せる
手のひらで泡立てることなく、シャンプーをそのまま頭に出し、ゴシゴシと力任せに洗います。
爪が立ち、頭皮をこすることが目的になっている状態です。
④ 洗う時間は30秒〜1分程度
「洗った感」が出たら終了。
頭皮全体を意識せず、前頭部と頭頂部だけを適当に洗い、側頭部や後頭部はほぼノータッチです。
⑤ すすぎは短時間
泡が見えなくなった時点ですすぎ終了。
結果として、シャンプー成分が頭皮に残りやすく、かゆみ・フケ・臭いの原因になります。
なぜこの洗髪方法が問題なのか
40代の頭皮は、皮脂量の低下と血行不良が同時に起こりやすい年代です。
逃避的な洗髪を続けると、
- 毛穴に皮脂や汚れが詰まる
- 頭皮が硬くなる
- 炎症が起こりやすくなる
- 髪が細くなりやすい
といった状態を招き、結果的に抜け毛・薄毛・髪質低下につながります。
40代男性にオススメの正しいシャンプーのやり方
ここからは、40代男性が意識すべき正しい洗髪方法を、具体的な手順で解説します。
① まずは1〜2分しっかり予洗い
シャンプー前に、ぬるめのお湯で頭皮を中心に1〜2分しっかりすすぐことが重要です。
これだけで汚れの7〜8割は落ちるとされています。
② シャンプーは必ず手で泡立てる
シャンプーは直接頭皮に乗せず、手のひらで軽く泡立ててから使用します。
泡で洗う意識を持つことで、頭皮への刺激を最小限に抑えられます。
③ 指の腹で「動かすように」洗う
爪を立てず、指の腹を使って、頭皮を前後・左右に動かすようにマッサージします。
洗う順番は、側頭部→後頭部→頭頂部→前頭部が理想的です。
④ 洗う時間は最低でも2〜3分
40代男性の場合、皮脂と汚れが毛穴に残りやすいため、短時間で終わらせないことが重要です。
⑤ すすぎは洗う時間の倍を意識
すすぎは非常に重要な工程です。
シャンプー時間の2倍以上の時間をかけて、生え際・耳周り・後頭部まで丁寧に流します。
シャンプーのやり方を変えるだけで変わること
正しい洗髪を習慣化することで、
- 頭皮のベタつきが減る
- かゆみ・フケが出にくくなる
- 髪にハリ・コシが出やすくなる
- 抜け毛の進行を緩やかにする
といった変化を実感しやすくなります。
まとめ
40代男性の洗髪で最も多い問題は、シャンプー自体ではなく「洗い方への無関心」です。
逃避的な洗髪をやめ、頭皮ケアとしてシャンプーを見直すだけで、将来の髪の状態は大きく変わります。
今日から意識的に、正しいやり方で洗髪することが、40代からの髪を守る第一歩です。
某薬局の薬剤師です。

