プレゼン・面接前にインデラルは有効?使用のポイント
監修:医師・薬剤師監修
大事なプレゼンや面接、スピーチの直前になると、緊張で動悸が激しくなったり、手が震えたり、声が上ずってしまうという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
頭では「落ち着こう」と思っていても、体が言うことを聞かない――これは決して意志の弱さではなく、自律神経やホルモン反応による自然な生理現象です。
近年、こうした緊張による身体症状を抑える目的で注目されているのが「インデラル」です。
本記事では、医師・薬剤師の立場から、プレゼンや面接前にインデラルが有効とされる理由、効果の仕組み、使用時のポイントについて詳しく解説します。
インデラルとはどんな薬か
インデラルは、有効成分プロプラノロールを含むβ遮断薬(ベータブロッカー)です。
本来は高血圧、狭心症、不整脈、片頭痛予防などの治療に使用されてきた医薬品ですが、現在ではあがり症や緊張時の身体反応を抑える目的でも広く知られています。
インデラルは精神を無理に鎮静させる薬ではなく、交感神経の過剰な働きを抑制することで、心拍数や震えといった身体症状をコントロールします。
プレゼン・面接前にインデラルが有効な理由
人前に立つとき、体内ではアドレナリンが分泌され、以下のような反応が起こります。
- 心拍数の増加(動悸)
- 手や声の震え
- 息苦しさ
- 発汗
インデラルは、アドレナリンが心臓や神経に作用するのをブロックするため、「緊張しているのに体が落ち着いている状態」を作ることができます。
その結果、思考力や集中力を保ったまま、本来の実力を発揮しやすくなるというメリットがあります。
インデラルで期待できる具体的な効果
プレゼン・面接前にインデラルを使用した場合、以下のような効果が期待されます。
- 動悸の抑制
- 手指や声の震えの軽減
- 過度な発汗の抑制
- 呼吸の安定
重要なのは、不安そのものを消す薬ではないという点です。
あくまで身体反応を抑えることで、結果的に心理的な落ち着きにつながるという位置づけになります。
使用するタイミングと目安量
インデラルは、プレゼンや面接の30分〜1時間前に服用するのが一般的です。
初めて使用する場合は、低用量(10mg程度)から試し、自分の体にどのような変化が出るかを事前に確認しておくことが重要です。
本番当日に初めて服用するのではなく、事前に一度試すことで安心して使用できます。
副作用と注意点
インデラルは比較的安全性の高い医薬品ですが、以下のような副作用が起こる可能性があります。
- 脈が遅くなる
- 軽いめまい
- 倦怠感
- 手足の冷え
また、もともと心拍数が低い方や、喘息体質の方は注意が必要です。
β遮断作用により、気管支が収縮する可能性があるため、使用前に体質を把握しておくことが大切です。
個人輸入でインデラルを選ぶ人が増えている理由
インデラルは海外では広く使用されている医薬品であり、個人輸入代行を通じて正規品やジェネリックを入手する人も増えています。
理由としては、
- プレゼンや面接など限定的なシーンで使いたい
- 通院の手間を減らしたい
- コストを抑えて継続的に備えたい
といった点が挙げられます。
個人輸入で流通しているジェネリック医薬品も、有効成分は同一であり、効果効能に大きな違いはありません。
まとめ
インデラルは、プレゼンや面接前の緊張による動悸や震えを抑え、本来のパフォーマンスを引き出すサポートとなる医薬品です。
正しい知識と使用ポイントを理解したうえで活用すれば、「緊張に負けない選択肢」として心強い存在となります。
個人輸入という方法も含め、自分に合った形で上手に取り入れることが重要です。
某薬局の薬剤師です。

