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アナボリックステロイドのサイクル例とケア剤

アナボリックステロイド アナボリックステロイド
アナボリックステロイド

アナボリックステロイドのサイクル例とケア剤

  1. 1. アナボリックステロイドとは
    1. 1.1 定義と基本概念
    2. 1.2 作用機序
    3. 1.3 医療用途
  2. 2. サイクルの基本概念
    1. 2.1 サイクルとは
    2. 2.2 PCT(ポストサイクルセラピー)
    3. 2.3 オン・オフ期間
  3. 3. サイクル例10種
    1. 3.1 初心者向けサイクル
      1. サイクル1: テストステロンエナンセート単体
      2. サイクル2: テストステロンシピオネート + オキサンドロロン
      3. サイクル3: テストステロンプロピオネート(短期)
    2. 3.2 中級者向けサイクル
      1. サイクル4: テストステロン + ナンドロロンデカノエート
      2. サイクル5: テストステロン + ボルデノンウンデシレネート
      3. サイクル6: リーンゲイン目的サイクル
    3. 3.3 上級者向けサイクル
      1. サイクル7: 高用量バルキングサイクル
      2. サイクル8: コンテスト準備サイクル
      3. サイクル9: パワーリフティング向けサイクル
      4. サイクル10: 女性向け低用量サイクル
  4. 4. 副作用
  5. 5. ケア剤の種類と使用方法
    1. 5.1 アロマターゼ阻害剤(AI)
      1. アナストロゾール(アリミデックス)
      2. エキセメスタン(アロマシン)
    2. 5.2 選択的エストロゲン受容体調節薬(SERM)
      1. タモキシフェン(ノルバデックス)
      2. クロミフェンクエン酸塩(クロミッド)
    3. 5.3 hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
      1. 使用方法
    4. 5.4 肝臓保護剤
      1. TUDCA(タウロウルソデオキシコール酸)
      2. NAC(N-アセチルシステイン)
    5. 5.5 その他サポートサプリメント
  6. 6. PCT(ポストサイクルセラピー)の詳細
    1. 6.1 PCTの重要性
    2. 6.2 標準的PCTプロトコル
      1. 軽度サイクル後のPCT
      2. 中強度サイクル後のPCT
  7. 7. モニタリングと血液検査
    1. 7.1 必須検査項目
    2. 7.2 検査タイミング

1. アナボリックステロイドとは

1.1 定義と基本概念

アナボリックステロイド(Anabolic-Androgenic Steroids: AAS)は、男性ホルモンであるテストステロンの合成誘導体です。「アナボリック」は同化作用(筋肉増強効果)を、「アンドロゲニック」は男性化作用を意味します。これらの化合物は、タンパク質合成を促進し、筋肉量の増加と脂肪減少を促す作用を持ちます。

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1.2 作用機序

アナボリックステロイドは以下のメカニズムで作用します:

  • アンドロゲン受容体結合: 細胞内のアンドロゲン受容体に結合し、遺伝子発現を調節
  • タンパク質合成促進: mRNAの転写を増加させ、筋タンパク質の合成を促進
  • 窒素保持改善: 筋肉組織での窒素バランスを正に保ち、異化作用を抑制
  • 赤血球増加: エリスロポエチンの産生を刺激し、酸素運搬能力を向上

1.3 医療用途

医療現場では、以下の症状に対して処方されます:

  • 性腺機能低下症(Hypogonadism
  • 筋萎縮性疾患
  • 重度の火傷や外傷後の回復
  • HIV関連の体重減少
  • 骨粗鬆症の治療

2. サイクルの基本概念

2.1 サイクルとは

サイクルとは、アナボリックステロイドを一定期間使用し、その後休薬期間を設ける使用パターンのことです。一般的に6-16週間の使用期間と同等またはそれ以上の休薬期間を設けます。

2.2 PCT(ポストサイクルセラピー)

PCT(Post Cycle Therapy)は、ステロイドサイクル終了後に自然なホルモン産生を回復させるための治療期間です。通常4-6週間実施され、HPTA軸(視床下部-下垂体-性腺軸)の正常化を目的とします。

2.3 オン・オフ期間

オン期間: ステロイドを積極的に使用している期間
オフ期間: ステロイドを使用せず、体内のホルモンバランスを回復させる期間

注意:適切なオフ期間を設けないと、内因性テストステロンの産生が永続的に阻害される可能性があります。

3. サイクル例10種

3.1 初心者向けサイクル

サイクル1: テストステロンエナンセート単体

テストステロンエナンセートアリミデックス備考
1-12300-500mg/週(分割投与)0.5mg 隔日初回サイクル推奨
13-14休薬0.25mg 隔日ウォッシュアウト期間
15-18PCT実施必要に応じて継続ノルバデックス40/40/20/20mg

サイクル2: テストステロンシピオネート + オキサンドロロン

テストステロンシピオネートオキサンドロロン肝臓保護剤
1-10400mg/週
7-12継続40-60mg/日TUDCA 500mg/日

サイクル3: テストステロンプロピオネート(短期)

テストステロンプロピオネート投与頻度特徴
1-8100mg隔日投与短時間作用、副作用管理しやすい

3.2 中級者向けサイクル

サイクル4: テストステロン + ナンドロロンデカノエート

テストステロンエナンセートナンドロロンデカノエートカベルゴリン
1-14500mg/週400mg/週0.5mg 週2回

サイクル5: テストステロン + ボルデノンウンデシレネート

テストステロンエナンセートボルデノンウンデシレネート特徴
1-16500mg/週600mg/週持久力向上、赤血球増加

サイクル6: リーンゲイン目的サイクル

テストステロンプロピオネートマスターロンプロピオネートウィンストロール
1-12100mg 隔日100mg 隔日
9-12継続継続50mg/日

3.3 上級者向けサイクル

サイクル7: 高用量バルキングサイクル

テストステロンエナンセートナンドロロンデカノエートメテノロンエナンセート成長ホルモン
1-16750mg/週600mg/週400mg/週4IU/日

サイクル8: コンテスト準備サイクル

テストステロンプロピオネートトレンボロンアセテートマスターロンプロピオネート
1-12100mg 隔日75mg 隔日100mg 隔日

サイクル9: パワーリフティング向けサイクル

テストステロンシピオネートオキシメトロンナンドロロンデカノエート
1-4600mg/週100mg/日400mg/週
5-12継続中止継続

サイクル10: 女性向け低用量サイクル

オキサンドロロンメテノロンアセテート注意事項
1-610-20mg/日25mg 週2回男性化徴候の厳重監視

4. 副作用

  • エストロゲン関連: 女性化乳房、水分貯留、高血圧
  • アンドロゲン関連: にきび、脱毛、前立腺肥大
  • 肝毒性: 肝酵素上昇、胆汁うっ滞
  • 心血管系: HDLコレステロール低下、LDL上昇

5. ケア剤の種類と使用方法

5.1 アロマターゼ阻害剤(AI)

アナストロゾール(アリミデックス)

作用機序: アロマターゼ酵素を選択的に阻害し、テストステロンからエストラジオールへの変換を防ぐ

使用方法: 0.25-1mg 隔日から毎日

監視項目: エストラジオール値、関節痛、骨密度

エキセメスタン(アロマシン)

作用機序: 不可逆的アロマターゼ阻害剤、ステロイド構造を持つ

使用方法: 12.5-25mg 隔日

特徴: リバウンド効果が少ない、軽度のアンドロゲン様作用

薬剤名半減期推奨用量主な副作用
アナストロゾール46時間0.25-1mg/日関節痛、骨密度低下
エキセメスタン24時間12.5-25mg/日疲労感、頭痛
レトロゾール45時間0.25-2.5mg/日強力な作用、過度な抑制注意

5.2 選択的エストロゲン受容体調節薬(SERM)

タモキシフェン(ノルバデックス)

作用機序: エストロゲン受容体に競合的に結合し、組織特異的な拮抗作用を示す

PCT使用方法:

  • 週1-2: 40mg/日
  • 週3-4: 20mg/日
  • 週5-6: 10mg/日(必要に応じて)

クロミフェンクエン酸塩(クロミッド)

作用機序: 視床下部のエストロゲン受容体を阻害し、GnRH分泌を促進

PCT使用方法:

  • 週1-2: 100mg/日
  • 週3-4: 50mg/日

5.3 hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)

作用機序: LHに類似した作用を持ち、ライディッヒ細胞を直接刺激してテストステロン産生を促進

使用方法

使用タイミング用量頻度期間
サイクル中(維持療法)250-500IU週2回サイクル全期間
PCT前準備500-1000IU隔日10-14日間
hCG長期使用注意:過度な使用は内因性LH産生をさらに抑制する可能性があります。

5.4 肝臓保護剤

TUDCA(タウロウルソデオキシコール酸)

作用機序: 胆汁酸の流れを改善し、肝細胞保護作用を発揮

使用方法: 500-1000mg/日、経口ステロイド使用時

NAC(N-アセチルシステイン)

作用機序: グルタチオンの前駆体として抗酸化作用を発揮

使用方法: 600-1200mg/日

5.5 その他サポートサプリメント

サプリメント目的推奨用量使用タイミング
コエンザイムQ10心血管保護100-200mg/日サイクル全期間
オメガ3脂肪酸炎症抑制、心血管保護2-3g/日継続摂取
ホーソンベリー血圧調節500mg 2回/日血圧上昇時
セルリー種子エキス血圧調節300mg 2回/日血圧管理

6. PCT(ポストサイクルセラピー)の詳細

6.1 PCTの重要性

PCTは、外因性ステロイド使用により抑制されたHPTA軸の回復を促進する重要な治療期間です。適切なPCTを行わない場合、以下のリスクがあります:

  • 長期的な性腺機能低下
  • 筋肉量の急激な減少
  • うつ症状、性欲減退
  • 代謝機能の低下

6.2 標準的PCTプロトコル

軽度サイクル後のPCT

ノルバデックスクロミッドその他
1-240mg/日亜鉛、ビタミンD
3-420mg/日継続

中強度サイクル後のPCT

ノルバデックスクロミッドhCG
1-240mg/日100mg/日
3-420mg/日50mg/日

7. モニタリングと血液検査

7.1 必須検査項目

検査項目正常範囲検査頻度監視理由
総テストステロン300-1000ng/dL4-6週毎HPTA軸の状態確認
エストラジオール10-40pg/mL4-6週毎アロマ化の程度確認
LH/FSH1.5-9.3 mIU/mLPCT前後下垂体機能確認
プロラクチン2-18ng/mL4-6週毎19-norステロイド使用時
AST/ALT10-40 IU/L4週毎肝機能監視
総コレステロール/HDL/LDL個別基準値6-8週毎心血管リスク評価
血算(CBC)個別基準値6-8週毎血液学的変化監視

7.2 検査タイミング

  • ベースライン: サイクル開始前4週間以内
  • サイクル中: 4-6週間隔で継続監視
  • PCT期間中: 2-4週間隔
  • フォローアップ: PCT終了後4-8週間後

 

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