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水虫

類似水虫が招く悲劇

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類似水虫が招く悲劇

ニセ水虫を知っているだけで水虫の治りは早い

ニセ水虫の症状と治療
水虫のようで水虫ではない五つの症状
「水虫の薬をつけ続けているのに、まったく症状が好転しない。それどころか、しだいにひどくなってきた」
私の病院を訪れる患者さんの中に、こうおっしゃる方をときどき見かけます。悪化していく病状に不安になり、途方に暮れて病院の門をたたくわけですが、こうした患者さんをいざ診察してみると、何のことはない、水虫以外の皮膚病であることが多いのです。
水虫ではないのに水虫の薬をつけるのですから、治らないのは当然。耳の病気に目薬をつけるようなものです。ますます皮膚に刺激を与え、病気をこじらせてしまうのもうなずけます。
水虫薬を塗っているのに、なかなか症状がよくならないようなら、一度、水虫以外の病気を疑ってみる必要があるでしょう。水虫によく似た症状をもつ皮膚病、いわゆる「ニセ水虫」の中には、水虫以上に恐ろしい病気もあるのです。誤った治療をほどこして、手遅れにならないように気をつけてください。
というわけで、ここでは「ニセ水虫」の代表的なもの五つを取り上げ、それを見分けるコツと治療法を説明します。
個々の病気を紹介する前に、まず、あなたの症状がニセ水虫であるかどうかを見極めるポイントを掲げましたのでチェックしてみてください。
①夏の間、水虫と縁がなかったのに、冬に突然、症状が出た。こんな場合は「ニセ水虫」の疑いが温厚です。
②水虫は、基本的には足の病気。足に水虫がないのに、手だけがかかることはまずありません。手にこうした症状の出る人は、ほとんどが「ニセ水虫」でしょう。
③普通、水虫やたむしは、患部と健康な部分の境い目がはっきりしています。そうでない時
は、白癬症以外の病気を疑ってみましょう。
④手の水虫は、ほとんどが乾燥型です。手の指の間に小水疱ができている場合は、「ニセ水虫」が考えられます。
⑤水虫は、手でも足でも、まず片方からでき始めます。両方の手足に、同時に症状が現われることはほとんどないのです。そんな時には他の病気のチェックを。
それでは、これから、「ニセ水虫」の紹介を始めます。あなたの症状にあてはまるかどうか、しっかり判断してください。
汗疱(かんぽう)
手足にできるアセモ
先に述べたように、人間の手の平、足の裏、わきの下から出る汗は「精神性発汗」によります。気温の高低にかかわらず、精神的緊張からかく汗なのです。
神経質な人、また絶えずストレスを感じて生活している人は、手や足の裏によく汗をかきますが、そうした人たちに多いのが、この「汗疱(かんぽう)」です。
「汗疱」とは、その名の通り、汗によってできる水疱のこと。ひらたくいえば「あせも」。これが手のひらや足の裏に起こるのです。
見た目は、水痘型の水虫によく似ていますが、水虫と大きく異なるのは、冬に発生し、夏よりも冬に悪化しやすい特徴があることです。また、水虫よりも、表皮の浅い部分に水底ができるので、皮膚がふやけると水疱が破れやすい点も違います。水虫のような伝染性もありません。
しかし、なんといっても最大の違いは、水虫のようなかゆみや痛みがないということ。したがって放置しておいてもかまわないのですが、手の皮
がむけているようでは、やはり人目が気になります。とくに、汗疱は神経質な人がかかる場合が多いので、気に病んで患部をあれこれいじり回
し、悪化させてしまうケースがよくあります。水虫でも、指先にまで水疱ができることはありませんが、汗疱はひどくなると手一面に広がるのです。
治療
普通のあせもであれば、暑さを避けて皮膚をムレさせないように気を配ることで、ある程度予防できます。ところが、汗疱は精神性発汗によるものだけに、予防・治療はなかなか厄介です。
いちばんいいのは、異常な発汗の原因となっている精神的緊張を取り除くことですが、これは意外に難しい。気にすればするほど、逆に緊張の度合いを増すことも考えられます。汗疱は、神経をすり減らす頭脳労働に就いている人に多く、その場合、たいてい仕事をやめない限り原因はなくならないのです。
ですからせめて、何かストレス解消になるような趣味をもちましょう。体を思い切り動かすことのできるスポーツなどがよいでしょう。また、毎朝決まった時間に外を散歩する、といった習慣をつくることも、よい気分転換になり、発汗を抑えるのに効果的です。
その他、考えられる治療法としては、タルカムパウダーなどをつけて汗を抑えるとか、精神安定剤を飲用する、荒れ止めの薬を塗るなどがありますが、どれも治療のキメ手にはなりません。
健全な方法で、精神の安定をはかることが、最高の治療手段です。
手の平と足の裏には毛穴がないので、皮脂が分泌されません。それを補うため、他の部分よりも汗腺が多くなっているのです。汗腺が多いだけに、異常をきたすとなかなか治りにくいのが実状です。
しかし、精神の安定を常に心がけていれば、発汗は少しずつおさまってくるはずです。体質的な病気ですから、気長に治すしかないでしょう。
手の汗を抑える民間療法に、塩で手をこするというのがありますが、汗疱にかかった人の手には刺激が強すぎるので、おすすめできません。
また、汗疱に長い間かかっていると、それが水虫に移行することも十分考えられます。ですから、中には、汗疱と水虫を併発し、両方の症状が現われている人もいるわけです。その点の見分け方は非常にむずかしいので、疑わしいところがあったら、医師の診察を受けましょう。

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白癬疹

一種の白癬菌アレルギー
水虫を引き起こすのが白癬菌であることは周知の通りですが、それはもちろん、生きた菌の感染によるものです。ところが、白癬菌によって起きるアレルギーもあるのです。
それが「白癬疹」と呼ばれるもので、ニセ水虫の中でも特異な存在といえます。
白癬疹は水虫ではないものの、水虫のご副産物のような病気です。水虫にかかっている人が、だんだん悪化してくると、菌の一部や毒素が血中に入ることがあります。これが、白癬疹の原因になるのです。つまり、菌の成分や毒素に対して皮膚は過敏になり、アレルギー反応を起こす
皮膚病が白癬疹です。
白癬疹は、足よりも手に起こる場合が多く、初期には小さな斑点が現われます。それが水底となり、やがて化膿し始めます。さらに症状が進む
と、手のみでなく全身に発疹し、高熱を出すことさえあるのです。
いままで水虫にかかったことのない人が、突然白癬疹を起こすことはまずありません。水虫を放置しておいたり、逆にあれこれいじり過ぎて、こ
じらせてしまった場合によく見られるものです。
したがって、白癬疹と水虫を併発し、両方の症状に悩むことも多いのですが、厄介なことに、白癬疹が起きた場合、水虫薬をつけると、ますます
病状が悪化してしまうのです。
治療
水虫と白癬疹の。境界線は実にあいまいで、この二つを見分けることは極めて困難です。しかし、ただれ、炎症の現われた水虫に、いくら薬をつけても治らず、逆に悪化していく場合、ぜひ一度、皮膚科医の診察を受けてください。
白癬疹はあくまでもアレルギーですから、自宅で治療する際には、アレルギー用の薬をつけなければなりません。
ともかく、白癬疹を甘く見てはいけません。症状が重い場合には、入院治療が必要になることさえあるのです。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
ニセ水虫の代表
ニセ水虫の中でも、いちばんよくできたニセモノ、それがこの掌蹠膿疱症です。
病名からもわかるように、化膿した水疱が現われるのが特徴ですが、水疱の部位といい、大きさといい、実によく水虫に似ているのです。
私たち皮膚科医でさえ、見分けるのが難しいほどで、一般の方に、間違えるなというほうが無理でしょう。
しかも、掌蹠膿疱症と水虫を併発する場合も多く、そうなると、治療はかなり困難になってきます。前項の白癬疹と同じく、この病気も、水虫薬をつけると悪化するからです。
ともあれ、水虫との見分け方を、つかあげておきましょう。
〈掌蹠膿疱症の特徴〉
①痒みが弱いー多少の痒みはありますが、水虫ほどではありません。
②膿疱の中味が黄色いー水虫のような白い水疱ではなく、黄色く化膿しています。
③ひざ、ひじの皮が厚くなるー厚くなった皮がむけることもあります。
④悪化する周期は何か月かに一度ー水虫が、夏に悪化し、冬になると軽快するのとは違います。
治療
白癬疹が水虫と同じ菌から起きるのに対し、膿疱症は水虫とはまったく別の原因によって起きます。つまり水虫と同じ治療をしても意味がないということです。
かといって原因がわかっているかというと、残念ながらまだはっきりしてはいないのです。したがって、治療法もまだ確立されておらず、さまざまな治療を試している段階です。
ただはっきりしていることは、この病気に関して、素人療法はとても危険だということ。水虫薬はもちろん、普通の消毒薬をつけても、症状が悪化する恐れがあります。軽い気持ちで水疱をむいたり、ハサミで切り取ったりするのも厳禁。少しでも膿疱症に近い症状があったら、すぐに医師の診察を受けてください。
掌蹠膿疱症は、ニセ水虫の中でも、一番タチの悪い病気といえるかもしれません。

尋常性乾癬

ウロコのように皮がむけ治りにくい皮膚病
一般に「乾癬」と略して呼ばれるこの病気も、掌蹠膿疱症と同様、いまもって原因がはっきりしていません。
皮膚が、魚のウロコのように厚く、ガサガサになり(この状態を「鱗屑」と呼ぶ)、ボロボロとはがれ落ち、時には出血することもあります。剌みはほとんどありませんが、乾癬ができる部位は幅広く、頭部、ひじ、ひざをはじめとし、ひどい場合は身体中に鱗屑が現われます。
この乾癬が手の平や足の裏に出てくると、乾燥型の水虫と似た状態を呈します。痒みの有無により、水虫と見分けるのは比較的簡単ですが、爪にまで症状が及んだ場合、爪水虫そっくりになりますから要注意。
伝染性もなく、内臓などに悪影響を与えることもないのですが、とにかく見た目が汚いのが難点です。しかもこの病気は非常に治りにくく、治療に数年を要することもザラです。
治療
入浴し、石けんを使っても悪化することはない病気なので、こまめに洗い、清潔を保ちましょう。ただし、あまりゴシゴシやって、無理に鱗屑
をはがそうとすると、皮膚を痛め出血することもあるので気をつけてください。
その他に、これといって自宅でできるような治療は見あたりません。皮膚科の病院では、タール剤含有軟膏や副腎皮質ホルモン軟膏の塗布、紫外
線療法などが行われていますが、どれも決定的な治療法とはなり得ていないようです。

ズック靴皮膚炎

小学生に多い靴のカブレ
どういうわけか、子供の水虫はあまり多くありません。ところが最近は時々見かけます。家族から感染するのでしょう。
しかし病院には、
「ウチの子供が水虫になったようなのですが………」
という心配そうなお母さんに連れられて、小学生くらいの子供がよくやってきます。診てみると、確かに足の裏が赤くひび割れたようになっていて、水虫を思わせる症状です。
ところが、当の子供さんは、痒くもないといい、あまり気にしていない様子。こういう症状は、「ズック靴皮膚炎」である場合が多いようです。
これは、その名の通り、ズック靴によって引き起こされる皮膚炎の一種です。ズック靴=スニーカー
したがって、ズック靴をあまりはかない大人にはまずありません。いわば、成人病ならぬ。子供病であるわけです。
小学生の多くが愛用しているズック靴は、通気性、耐久性などの面ですぐれていますが、ゴム底にちょっと難点があります。人間の皮膚に接触すると、その角化を促して。かぶれに近い状態を引き起こすのです。
もっとも、症状としては、皮膚が硬化し、赤くなる程度のもので、水虫のような偉みもありません。悪化するとひび割れが起きますが、これもあまり深刻に悩むほどのことはないでしょう。最近では,靴の素材による皮膚炎(ズック靴皮膚炎)は,メーカーの素材や染料を改良する努力で減少しています。
しかし、母親、とくに最近の過保護ぎみな母親には、気になって仕方ないのかもしれません。
子供さんが、痒みを訴えたり、またその症状を気にかけているようなら、一度、病院に連れていきましょう。そうでなければ、自宅での治療で充分です。
治療
なんといっても、ズック靴をはくのをやめさせることが、最高の治療法。革靴などに変えればすぐに治るはずです。
でも、子供さんが回りの子と違うものをはくことを嫌がるようなら、無理強いせずに、肌の荒れ止めクリームなどで治すことを考えましょう。クリームでも治療が好転しない場合には、ワセリン(サリチル酸の入ったもの)を塗るとよいでしょう。

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